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カードローン審査のすべて!審査が必要な理由や審査内容をじっくり解説

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2025年5月12日

審査が必要な理由や内容を解説。カードローン審査のすべて

カードローンは、決められた限度額内であれば何度でも借り入れできる金融サービスです。

借入先と契約を締結する際は、申込者の審査が必ず実施されます。

審査と聞くと不安に感じるかもしれませんが、内容を理解して適切に準備すると審査を通過できるような対応が可能です。

この記事ではカードローンの審査について、必要な理由や審査内容、審査を通過するために重要な点を解説しています。

この記事でわかること

  • カードローンの審査では返済能力を判断している
  • カードローンの限度額は総量規制ルールにより定められている
  • 返済能力を判断する上で重要なのは申込者の信用情報
  • 消費者金融の審査通過率は約3割

記事の最後にはカードローン借入先の紹介もしているため、是非最後までご覧ください。

カードローンの審査は返済能力を調査するために必要

審査が必要な理由。返済能力を調査するため

カードローンを利用するためには、どの借入先でも必ず審査を通過しなければなりません。

お金を借りる上で審査が必要な理由は、以下の2つです。

  • 返済能力
  • 総量規制

カードローンの審査は、申込者ごとにこれらの内容を調査して融資が可能か判断します。

審査は申込者の返済能力を判断するために必要

カードローンで審査が必要な理由は、貸したお金を確実に返済できる人を借入先が見極めるためです。

返済能力とは、決められた金額を決められた期日に返済し続けられる能力であり、その見極めは年収や申込者自身の属性などで判断されます。

返済能力を確認しないと申込者本人が多重債務に陥る危険や、借入先にとっても貸し倒れの恐れがあり、お互いにリスクが高くなってしまいます。

返済能力の見極めに関連する要点は、以下の通りです。

  • 年収に対して借入額が多い
  • 短期間に複数のローン申込みをしている
  • 返済の延滞履歴が残っている
  • 収入が安定していない

借入先の審査基準は公表されていないため、どの項目がどれほど重要なのか、わかりづらいのが難点です。

さらに借入先によって結果は異なり、A社では通過したがB社では通過しなかったなど、判断が分かれる場合もあります。

消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者は、貸金業法という法律で返済能力の調査が定められています。

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元:貸金業法 第十三条返済能力の調査

銀行は貸金業者ではありませんが、自主的に貸金業者と同程度の内容で審査を実施しています。

健全な消費者金融市場の 形成に向けた審査態勢等の整備

信用情報機関の情報等を活用するなどして、自行・他行カードローン、貸金業者の貸付を勘案して返済能力等を確認するよう努める。

貸金業法の総量規制の趣旨を踏まえた極度設定。

引用元:一般社団法人全国銀行協会 銀行カードローンに関する全銀今日の取組みについて

借入先としては、継続して返済できるかが要点となるため、借りる金額よりも返済できる金額を考慮して申込む必要があります。

総量規制の抵触も審査で確認している

総量規制とは、年収の3分の1を超える貸し付けを禁止するルールであり、貸金業法で定められています。

例えば年収が300万円の人であれば、貸金業者から借り入れできる金額は最大で100万円までです。

参考元:日本貸金業協会 貸金業法について

総量規制による貸付金額の上限設定は、過剰な借り入れによる利用者の返済困難な状況を防ぐのが目的です。

貸金業者は貸金業法の定め通り、審査の中で総量規制の確認が義務となっています。

銀行でも貸し倒れのリスクに備えて、貸金業者と同様に年収の2分の1もしくは3分の1と貸付金額に上限を設けています。

カードローンは申込者の情報を元に審査を実施

申込者の情報を元に審査。確認される項目

カードローンの審査では、申込者が申告した情報と金融サービスに対する履歴を確認しています。

確認される項目は、大きく分けて以下の2点です。

  • 申込者の属性情報
  • 申込者の信用情報

それぞれの情報を元にスコアづけして、審査基準に合っているか総合的に判断します。

申込者の属性情報により生活の安定性を確認している

申込者の属性情報は、借入先が提示している条件に該当するか確認するものであり、且つ生活の安定性を図るために重要な情報として扱われます。

生年月日申込条件を満たしているか確認する
家族構成婚姻や子供の有無によって生活費や責任感の所在を確認する
住居、居住年数持ち家か賃貸かの確認と居住年数で安定性を判断する
勤務先、雇用形態勤務先の規模や雇用形態で安定性を判断する
勤続年数アルバイトやパートでも勤続年数が長いと安定収入を得ていると判断される
年収総量規制の調査や安定収入の確認のため
電話の種類固定電話、携帯電話の有無を確認する

属性情報はおもに年齢や年収などの申込者個人の情報であり、提出書類と照合されるため、虚偽申告の有無も審査では重要な項目です。

申込者の住居も重要な情報であり、賃貸であれば毎月の収入から返済に当てられる額は減り、持ち家であればローンの返済が発生していると考えられます。

ただし賃貸でも持ち家でも長年同じ住居に暮らしている点は、生活が安定しているという証しになります。

勤務先の社員数や事業規模も審査の対象になっており、その勤務先の継続年数は安定した年収を得ていると判断されるでしょう。

住居や勤務先にしても、申込者の生活が安定して継続している証拠は、審査にプラスとなる要素です。

申込者の信用情報は返済能力を判断する上で重要な情報 

信用情報とは、クレジットカードやローン契約など金融サービスの契約内容や支払履歴を登録した情報です。

参考元:CIC 信用情報とは

担保無しでお金を貸し付けるカードローンでは、信用情報が申込者を判断する重要な情報になります。

申込者がこれまで借り入れに対し適切に返済できていたか、延滞はなかったかなどの履歴を調査します。

信用情報は、借入先ではなく第三者機関である指定信用情報機関が保有する情報です。

主に3つの指定信用情報機関のいずれかを利用して、それぞれが保有する信用情報を調査しています。

  • CIC (株式会社シー・アイ・シー)
  • JICC(株式会社日本信用情報機構)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

金融サービスの履歴はすべて把握できるため、申告された内容が虚偽でないかも確認できます。

ローン契約があっても、遅延なく返済を終えていれば返済実績があると判断され、返済能力に有利となります。

逆に返済の延滞や債務整理の履歴は、審査に不利な情報となるでしょう。

信用情報による金融サービスの履歴や返済状況は、申込者の返済能力を判断する重要な材料となります。

審査に必要な時間は借入先により異なる

審査に必要な時間。借入先により異なる

カードローンの審査は借入先により基準が異なるため、結果が出るまでに必要な時間も借入先によって異なります。

申込み手続きから審査が完了するまでの大まかな流れは、以下の通りとなっています。

  1. 申込み
  2. 必要書類の提出
  3. 審査
  4. 審査結果通知

参考元: アコム カードローンの審査内容や基準とは?流れや注意点も解説

電話や郵送、自動契約機など申込方法は多数用意されていますが、ネットで手続きを完結できる借入先が増えています。

申込み後、借入先は申告された内容や提出書類を確認して審査を進めていきます。

審査では信用情報の調査や勤務先の在籍確認の実施により、申込者の返済能力を判断して総合的に結果が出されるのです。

審査が終了すると、結果とともに限度額などの契約内容が申込者に届きます。

契約手続きを進めると、カード発行がある場合は郵送で送付され、カードレスの場合はスマホなどですぐに借り入れの利用が可能です。

審査に必要な時間は借入先によってさまざまであり、消費者金融は即日融資を利点としていて審査は最短20分で終了となります。

融資までの対応が速い消費者金融に対して、銀行は翌営業日以降にならないと審査結果は出ません。

銀行カードローンの審査では警察庁データベースの照会がある

銀行の審査に時間を要する理由は、審査過程のなかで警察庁のデータベースへ照会を行っているためです。

銀行は反社会勢力との取引を排除するために、警察庁の暴力団情報データベースに申込者の情報を照会し該当しないか確認しています。

この作業に1日程度時間を要するため、審査の結果が出るのは最短でも翌営業日、申込者によっては1週間ほど必要な場合もあります。

参考:一般社団法人全国銀行協会 反社会的勢力との関係遮断に向けた対応について

審査結果が出るまでの時間はさまざまですが、審査を円滑に進めるためにも申込情報は正確に申告するだけでなく、必要書類はすぐに提出できるように準備しておきましょう。

カードローンの審査において在籍確認は必須項目

審査過程で申込者として気になる点は、勤務先への電話連絡です。

カードローンの審査において、勤務先の在籍確認を実施しない借入先はありません。

在籍確認を実施する理由は、申込者が申告した勤務先が存在するのか、本当に在籍しているのかなどを確認して年収に関する確かな根拠を得るためです。

在籍確認の方法は、借入先によって勤務先に直接電話をかける場合や書類のみの確認で済む場合など、さまざまな方法があります。

電話連絡でも会社名や銀行名は名乗らずに個人名で連絡するなど、プライバシーに配慮し申込者の要望に応えてくれる場合もあります。

どうしても勤務先への電話連絡を避けたい場合は、申込み後に借入先へ直接相談するのも1つの手段です。

勤務先の在籍確認ができない場合や必要書類を提出できない場合は、返済能力を確認できないために審査の通過が難しくなるでしょう。

カードローンの審査に必要なものは本人確認書類

審査に必要なもの。本人確認書類

カードローンの審査を受ける際に提出が必要なものは、申込者本人の属性を確認するための書類です。

借入先によって要求される書類が異なる場合もあるため、申込みを検討する際にしっかり確認しておきましょう。

本人確認書類は申込者本人の確認ができる書類

本人確認書類として氏名や生年月日、現住所など申込者本人の確認ができる書類が必要です。

主な本人確認書類は、以下の通りとなります。

運転免許証表面と裏面、有効期限内であり記載住所が現在の住所である
パスポート顔写真ページと所持人記入欄、日本国政府発行であり有効期限内である
マイナンバーカード顔写真付きマイナンバーカード(個人番号カード)であり通知カードは対象外表面のみ
健康保険証住所の記載が裏面の場合は裏面も提出が必要、記号番号保険者番号はマスキングする
在留カード、特別永住者証明書表面と裏面、氏名生年月日住所が正しく記載されている

いずれの書類も有効期限以内のものに限り、現住所の記載がない書類の場合は住民票や公共料金の領収書を用意する必要があります。

収入証明書は50万円以上を希望する場合に提出が必要

収入証明書は収入の状況を表した書類であり、貸金業法によって下記の何れかに該当する場合に提出が必要となります。

  • 利用限度額が50万円を超える場合
  • 他社との借入総額が100万円を超える場合

収入証明書として提出できる書類は、以下の通りです。

源泉徴収票12月から1月にかけて勤務先から交付される書類
氏名、支払金額、勤務先の記載が必須
給与明細書勤務先から毎月交付される書類
直近2ヶ月分が必要氏名、勤務先、支払総額の記載が必須賞与がある場合は直近1年分の賞与明細書も必要
課税証明書市町村役場で発行される書類
氏名、収入金額、所得金額、発行日、発行元の記載が必須
納税通知書
住民税決定通知書
納税通知書は4月から7月に市町村役場から交付、住民税決定通知書は6月ごろに勤務先もしくは市町村役場から交付
どちらも氏名、収入、所得の記載が必須
確定申告書2月から3月に税務署に提出する書類で税務署の収受日付印の記載があるもの
氏名、収入金額、所得金額の記載が必須

直近の収入状況が記載された書類の提出が求められますが、書類によっては発行月が限られる書類もあるため、どの書類が提出できるかあらかじめ考えておきましょう。

参考元:レイク お申込みに必要な書類

カードローン審査の通過率は消費者金融で約3~4割程度

カードローンの審査通過率とは、申込者のうち審査を通過して契約に至った件数の割合です。

銀行カードローンは通過率を公開していませんが、消費者金融ではホームページ上で確認できます。

消費者金融新規成約率
アコム42.8%(2023年6月)
アイフル27.7%(2023年5月)
プロミス40.8%(2023年5月)
レイク26.6%(2023年6月)
引用元:アコム DATEBOOK Monthly Report,アイフル 月次データ,プロミス 月次データ,新生銀行 決済関連資料

消費者金融4社の平均は34.4%ですが、4社の中でも差があるため、通過率が高い会社から検討するのが望ましいと考えられます。

消費者金融の審査通過率は上記の結果ですが、それに対して銀行カードローンの審査は厳しいと言われています。

その理由は金利に関係するものであり、カードローンの利益は利息を含めた支払いであるため、金利が低いとその分利息収入は低くなってしまいます。

銀行カードローンの金利は消費者金融よりも低く設定されていて、低い金利でも確実に利益を得るために、必ず返済できる人にのみに融資を実施しているのです。

そのために、銀行カードローンの審査は厳しいと言われているのでしょう。

さらに銀行カードローンの審査では銀行独自の審査だけでなく、提携保証会社の審査も実施されます。

保証会社は、返済が滞った場合に契約者に代わって銀行に支払いを行う役割を担っています。

保証会社が間に入ると銀行としては返済不能のリスクが回避できるほか、より確実に利益を回収できる仕組みとなるのです。

カードローンの審査に通るためには事前の準備が大切

借入先の審査基準は公表されていないため、審査に通過する秘訣を見つけるのは困難です。

審査に対して明確な基準がない以上、必ず審査を通過する方法はわかりません。

しかし、事前に審査について理解した上でできる限りの準備をすると、余裕をもって対応できます。

申込みする際は自分の情報を正確に申告する

審査を通過したいがために年収などの属性で虚偽申告すると、発覚した際に申込者自身が信用できない人物と判断されてしまいます。

虚偽申告は、提出された書類や信用情報ですぐに確認が取れます。

記載を誤った場合も、自分自身の情報把握ができていないという面でイメージがよくありません。

さらに審査手続きを進めていく中で、本来であれば必要の無い時間を割かなければならなくなるでしょう。

申込み手続きをする際は、審査を円滑に進めるためにも誠実に、且つ確実に進めていく必要があります。

返済の計画を立ててから申込む

カードローンに申込む際は、借入金額よりも返済が可能な金額を把握してから申込みを検討する必要があります。

自分の収入と支出を確認した上で、返済に当てられる金額を把握してから借入金額を決めるのが返済を滞らせないために効率的な方法となります。

さらに限度額が総量規制の範囲を越えると審査は通らないため、借入希望額は高く設定せずに必要最低額を申告するのが好ましいです。

返済困難な状況に陥るリスクを事前に解消してから、申込み手続きを進めていくのが審査を上手く乗り越える秘訣となります。

現在の借り入れを整理してから申込む

もし複数のカードローンの借り入れがある場合、事前に整理すると審査への対応に余裕が出てきます。

複数の借り入れは、総量規制や信用情報の面で懸念材料となり、審査の通過は難しくなります。

少額借入や延滞している借り入れは、なるべく早く完済できるようにする努力が必要です。

おまとめローンを利用し複数の借り入れをまとめてしまうのも、借り入れを整理するには効率的な方法となります。

属性情報を変えるのは容易ではありませんが、借入状況は自分の努力で直せるものであるため、普段から金融サービスに対して計画性をもって対応するよう心掛けましょう。

カードローンの審査に落ちるのには理由がある

審査に落ちる理由

審査の結果、借入先の条件に満たない場合はカードローンの融資を受けられません。

審査基準が公表されていないために審査を通過できない理由の確認ができませんが、審査に落ちる要因はある程度共通しているため、推測が可能です。

条件を満たしていない場合や返済能力が不足していると審査通過は難しい

借入先はホームページなどにカードローンの申込条件を必ず提示していますが、申込者がこの条件を満たしていないと審査を進められません。

各借入先で年齢の条件はさまざまに設定されており、学生や専業主婦、年金受給者は申込みが不可能な場合があります。

繰り返しになりますが、借入先は自社の利益を守るために返済能力がある人にのみ融資を実施します。

申込者の属性情報などから、継続した安定収入が確約できるほか、返済から利益に繋がる人でなければ契約には至りません。

提示された条件に合っていない場合や返済能力が不足していると判断された場合は、審査を通過できないため、自分の条件に見合う借入先を選択するか他の融資を検討してみましょう。

信用情報に傷があると金融サービスの利用は難しい

信用情報に傷がつくとは、ローン契約の返済が延滞した場合や自己破産などの金融事故を起こしたために履歴が残っている状態です。

カードローンを利用した履歴は信用情報に残りますが、規定通り返済している場合、傷とはなりません。

しかし返済遅延などで履歴として残ってしまった信用情報の傷は、信用情報機関に5年間ほど履歴として記録されます。

カードローンのみではなく、クレジットカードや携帯電話料金、奨学金の返済遅延でも信用情報の傷となるのです。

さらに、カードローン申込みは半年間信用情報に記録が残りますが、短期間に複数のカードローン申込履歴があるとお金に困っている状況であるのがわかります。

申込みに対して契約に至った件数が少ないと返済能力が足りないなど、何か問題があると考えられてしまいます。

審査に通らないからといって、次から次へと複数の借入先に申込むのは極力避けましょう。

信用情報の傷はすぐに取り消せないため、借入先によい印象を与えず、審査に影響を及ぼしてしまいます。

信用情報に傷がつくとさまざま影響を及ぼす

信用情報に傷が残っている状態は、カードローンだけでなく他のローンも利用が難しくなります。

例えば、クレジットカードの利用や携帯電話のローン払いができなくなる場合があります。

つまり金融機関などの借入先からお金を借りる行為が一切できなくなるため、普段の生活に影響を及ぼす可能性が大きいのです。

個人の信用情報は、信用情報機関へ開示請求すると本人に限り確認が可能です。

開示費用は500円から1000円ほど必要ですが、インターネットか郵送の手続きで自分の信用情報を調べられます。

審査を円滑に進めたい場合や、申込む前に自分の信用情報を知りたい場合は、開示申請してみましょう。

総量規制に抵触していると融資は難しい

他社の借入状況を確認したのち、総量規制の範囲を超えている場合は、審査の通過が難しくなります。

総量規制は貸金業法で定められたルールであるため、守らなければ法に反していると見做されてしまうのです。

借入先としてはリスクが高くなるため、総量規制の抵触に関してはしっかりと確認を実施しています。

すでに他ローンの借り入れがある場合は、先に返済を終えて限度額に余裕ができてから申込みを検討しましょう。

カードローンは借入先によりさまざまな利点がある

借入先のさまざまな利点

金融機関などのカードローンは借入先によって特徴が異なり、それぞれが申込者にとって利点となる条件やサービスを持っています。

カードローンの代表格である消費者金融と銀行、現在人気が拡大しているスマホのローンを紹介していきます。

審査時間が短い消費者金融のカードローンはサービスも充実している

消費者金融のカードローンの特徴は、審査時間が短いため申込当日の融資が可能である点です。

さらに新規申込者に対して無利息期間を設けるなど、利用者にとって嬉しいサービスを実施しています。

消費者金融条件金利加盟信用情報機関審査時間
アコム20歳以上の安定した収入と返済能力を有する人年3.0~18.0%JICC
CIC
最短30分
アイフル満20歳以上69歳までの定期的な収入がある人年3.0~18.0%JICC
CIC
最短20分
プロミス年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある人年4.5~17.8%JICC
CIC
最短25分
レイク満20歳から満70歳までの安定収入がある人年4.5~18.0%JICC
CIC
最短25分
SMBCモビット満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある人年3.0~18.0%JICC
CIC
最短30分

パートやアルバイトでも申込みが可能であるのに対して、多くの場合学生や専業主婦の申込みは難しく、年金受給のみの人も融資に至らない場合もあります。

消費者金融各社のホームページでは年齢や年収などを入力すると、カードローンの簡易審査が受けられるため、借入先を選択する際の参考になります。

銀行のカードローンは上限金利が低く設定されている

銀行のカードローンの特徴は、他カードローンに比べて上限金利が低い点です。

はじめてカードローンを利用する場合は、ほとんどが上限金利の適用となるため、利息の支払いを抑えられる利点があります。

銀行条件金利保証会社審査時間
三井住友満20歳以上
満69歳以下
年1.5~14.5%SMBCコンシューマーファイナンス株式会社最短翌営業日以降
三菱UFJ年齢が満20歳以上
65歳未満
年1.8~14.6%アコム株式会社最短翌営業日以降
みずほ契約時満20歳以上
満66歳未満の方
年2.0~14.0%株式会社オリエントコーポレーションWEBは翌営業日以降
店舗電話郵送は翌々営業日以降
楽天満年齢20歳以上
62歳以下
年1.9~14.5%楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社最短当日~2営業日
セブン満20歳以上
満70歳未満
年12.0~15.0%アコム株式会社翌日~3営業日程度

メガバンクと呼ばれる都市銀行は、全国にATMがあるため、何処にいても借り入れが可能です。

ネット銀行や流通系銀行のカードローンも、手軽に手続きが可能なため、利便性が高い融資となります。

スマホのローンはスマホのみで手続きを完結できる

近年利用者が増え続けているのが、スマホ1台で完結できるスマホローンです。

コンビニや金融機関へ出向く必要がなく、申込みから借り入れ、返済まですべての手続きをスマホ1台で終えられます。

スマホ条件金利加盟信用情報機関審査時間
LINEポケットマネー満20歳から65歳までの安定かつ継続した収入の見込める人年3.0~18.0%JICC
CIC
最短10分
au Payスマートローン満20歳以上、70歳以下のご本人さまに定期収入のある人
ご本人さま名義のau IDをお持ちの人
年2.9~18.0%CIC最短30分
dスマホローン年齢が満20歳以上満68歳以下の安定収入がある人
申込者本人名義のドコモ所定の携帯回線契約を締結している人はdアカウントを保有している人
年3.9~17.9%JICC
CIC
最短即日

借入先によっては学生や専業主婦でも申込みが可能であるため、融資のハードルが低いローンです。

審査が甘い借入先は存在しない

借入先を決める際に気をつける点は、審査の甘さや金利の低さを強調した借入先に気をつける点です。

申込者に対して審査は平等に実施するため、審査が甘いカードローンは存在しません。

審査が甘いと謳っている借入先は、法律を犯して営業している可能性があるため、契約すると危険が伴います。

借入先を選ぶ際は、申込条件や契約内容をしっかりと確認した上で申込みましょう。

カードローンの審査は申込者一人ひとりに平等に実施される

ここまでカードローンの審査について、審査の必要性と審査で調査する項目、審査を通過するために大切な点を解説してきました。

カードローンは、申込者の返済能力を細かく調査した上で、法律や自主規制のルールに則った形で申込者一人ひとりの審査を平等に実施しています。

審査の基準が公表されておらず対策を立てるのは難しいのですが、審査から借り入れまでを円滑に進めるには、事前の準備で対応できる点もたくさんあります。

日常生活に支障が出ないよう返済と借り入れの計画を立て、普段から金融サービスに対して真摯に取り組む姿勢が大切です。

カテゴリカードローン

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