急ぎで事業資金が必要、もしくは銀行の審査なしで借り入れしたい人であれば、ビジネスローンが最適です。
審査の早いビジネスローンであれば、最短即日で事業資金を調達できます。
プロパー融資と呼ばれる銀行からの直接融資は担保や保証人が必要ですが、ビジネスローンは無担保で借り入れができます。
この記事では、個人事業主と法人が利用できるビジネスローンについて紹介します。
ビジネスローンで即日融資を受けるコツについても解説しますので、急ぎで事業資金が必要な人は参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ビジネスローンは借入限度額や金利の低さ、融資までにかかる時間に注目して選ぶ
- 審査が迅速なビジネスローンは最短即日で融資を受けられる
- PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは申し込み時の書類提出なしで申し込みできる
- 三井住友銀行のビジネスセレクトローンは無担保で1億円まで借りられる
- 即日で融資を受けるためには円滑な申し込み手続きが必要
では、ビジネスローンの借入先と選び方について解説します。
ビジネスローンの借入先は銀行とそれ以外の2種類に分けられる
ビジネスローンの主な借入先は、遵守する法律や審査にかかる時間から銀行または銀行以外の2種類に分けられます。
借入先の種類 | 利点 | 欠点 |
---|---|---|
銀行 | 良い金利条件で借りられる | ・審査が厳しい ・融資を受けるまでに日数がかかる |
銀行以外 | ・即日融資を受けられる ・銀行よりも審査に通過しやすい | 金利が高い |
銀行のビジネスローンは良い金利条件で借り入れが可能ですが、審査が厳しく融資を受けるまでに時間がかかる傾向です。
ビジネスローンを申し込む銀行の口座が必要な場合が多く、普段から利用している場合は口座開設やインターネットバンキングの申し込みなどを省略できます。
銀行以外の借入先は消費者金融や信販会社、クレジットカード会社などです。
銀行以外の借入先は審査が迅速なビジネスローンもあるため、最短で即日に借り入れできます。
即日融資が可能なビジネスローンは急に事業資金が足りなくなった場合に対応できるため、つなぎ資金としても利用できます。
ビジネスローンの利用先選ぶ際に注目すべき点は、以下の4つです。
- 融資対象者
- 借入限度額
- 金利の低さ
- 融資までにかかる時間
ビジネスローンによって融資対象者が異なるため、会社にあった商品を選びましょう。
ビジネスローンの融資対象者は3種類に分けられる
ビジネスローンの融資対象者は、大きく分けて以下の3つです。
- 法人と個人事業主の両方
- 個人事業主
- 法人
ビジネスローンには、個人事業主と法人どちらも利用できる商品が多数あります。
個人事業主は融資を受けにくい印象がありますが、融資対象者によって審査基準が異なる場合があるため、審査で不利になるとは限りません。
例えばAGビジネスサポートのビジネスローンは、個人事業主と法人では利用できる条件や提出書類などが異なります。
中には事業規模の小さい会社も申し込みしやすい、PayPay銀行の提供する個人事業主向けビジネスローンのような商品も存在します。
一方で法人向けのビジネスローンは借入限度額が高めに設定されており、高額な借り入れにも対応が可能です。
高額な借り入れを希望する会社にとって、借入限度額もビジネスローンを選ぶ際に注目すべき点の1つとなります。
高額な借り入れは借入限度額が高く金利の低いローンを選ぶ
高額な借入を希望する場合は、まとまった資金調達が可能で支払う利息額を抑えられる、借入限度額が高くて金利の低いビジネスローンが最適です。
銀行からの直接融資と比較するとビジネスローンの借入限度額は低めに設定されており、上限額を超える借り入れはできません。
契約額は審査によって決まるため希望の金額で借りられるとは限りませんが、最大で上限額まで借り入れできる可能性があります。
借入額が大きい場合は借入利率が支払う利息額に大きく影響するため、金利の低いローンで返済額のうち支払う利息の割合を減らせます。
選ぶローンによっても異なりますが、一般的な金利は銀行で年0.9〜15.0%程度、銀行以外の借入先では年5.0〜18.0%程度です。
借入利率には下限と上限の幅がありますが、借入額が高くなるほど適用される金利は低くなる傾向があります。
今回紹介する中で借入限度額が1,000万円以上のビジネスローンと借入利率は、以下の通りです。
ビジネスローン名称 | 借入限度額の上限 | 融資対象者 | 借入利率 |
---|---|---|---|
福岡銀行のフィンディ | 1,000万円 | 個人事業主 法人 | 年2.0〜14.0% |
AGビジネスサポートのビジネスローン | 1,000万円 | 個人事業主 法人 | 年3.1〜18.0% |
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローン | 1,000万円 | 個人事業主 | 年1.8〜13.8% |
PayPay銀行の法人向けビジネスローン | 1,000万円 | 法人 | 年1.8〜13.8% |
三井住友銀行のビジネスセレクトローン | 1億円担保がある場合は3億円 | 法人 | 年2.125%〜 |
GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイド | 1,000万円 | 法人 | 年0.9〜14.0% |
三菱UFJ銀行の税理士会提携ビジネスローン | 5,000万円 | 提携先の法人 | 年2.1~9.0% |
上限金利が公表されていない三井住友銀行と融資対象者が提携先に限定される三菱UFJ銀行を除くと、PayPay銀行は上限金利が年13.8%で最大1,000万円を借りられます。
早く借り入れしたい場合は、手続きが迅速なビジネスローンを選びましょう。
急ぎで資金が必要な場合は即日融資が可能なビジネスローンを選ぶ
急ぎで資金が必要な場合は、即日融資が可能なビジネスローンを選ぶことが大切です。
事業を営む上で取引先の急な倒産や仕入れトラブルなど、急に資金が必要となる場合もあります。
銀行のビジネスローンは融資が実行されるまで1〜2ヶ月かかる場合も多く、即日の融資は受けられません。
消費者金融や信販会社など銀行以外であれば、最短で即日に融資を受けられるビジネスローンが利用できます。
即日融資が可能なビジネスローンは金利を高くすることで貸し倒れのリスクに対する許容範囲を広げ、迅速な審査を実現しているためです。
個人事業主と法人のどちらも利用できるビジネスローン3選
以下のビジネスローンは、個人事業主と法人のどちらも利用できます。
ビジネスローン名称 | 福岡銀行のフィンディ | AGビジネスサポートのビジネスローン | オリックスVIPローンカードBUSINESS |
---|---|---|---|
借入限度額 | 100万円〜1,000万円 | 50万円〜1,000万円 | 50万円 100万円 200万円 300万円 400万円 500万円 |
借入利率 | 年2.0〜14.0% | 年3.1〜18.0% | 年6.0〜17.8% |
融資までにかかる時間 | 最短1週間程度 | 最短即日 | 最短即日 |
上記のビジネスローンは原則として来店不要で手続きができるため、忙しくて来店する時間が取れない場合や会社が借入先の店舗から遠い場合も申し込みが可能です。
福岡銀行は福岡県に本店のある地方銀行ですが、外部の連携サービスを活用して全国の中小企業または個人事業主を対象に融資をおこなっています。
AGビジネスサポートはWEBと郵送で手続きが完了できるため、会社の所在地に関係なく利用が可能です。
オリックスVIPローンカード BUSINESSは郵送や来店が不要で、手続きのWEBで完結できます。
上限金利の低いビジネスローンを利用したい場合は、福岡銀行のフィンディに申し込みましょう。
福岡銀行のフィンディは上限金利が14.0%で借り入れできる
福岡銀行のフィンディは借入限度額が100万円〜1,000万円まで、上限金利14.0%で借り入れできます。
設立1期目から申し込みが可能で印鑑証明書や登記簿謄本など公的書類の提出が不要なため、起業して間もない個人事業主も利用しやすいローンです。
Q 設立何期目から申込みできますか?
A 設立1期目からお申込可能です。
引用元:よくあるご質問 – 福岡銀行
福岡銀行の口座を持っていなくても申し込みが可能であり、来店不要で手続きを完結できるため全国どこからでも利用できます。
福岡銀行の口座の口座を持っていない場合は、クラウド会計サービスや金融機関の口座情報を元に審査がおこなわれます。
福岡銀行のフィンディは審査方法を3種類から選択
フィンディの審査方法は、以下の3種類から選択します。
- 福岡銀行の口座情報
- クラウド会計サービス
- 口座連携サービス
事業用の口座として福岡銀行の口座を使用している場合は、AIを活用した事前審査が可能です。
事前審査は福岡銀行口座の暗証番号または電話音声で口座認証がおこなわれ、わずか1分で借入額の目安がわかります。
クラウド会計サービスは、マネーフォワードクラウドまたはかんたんクラウド会計と連携した審査が可能です。
福岡銀行の口座と対象のクラウド会計サービスのどちらも利用していない場合は、口座連携サービスを利用できます。
口座連携サービスはふくおかファイナンシャルグループの共通IDを登録後、普段使用している金融機関口座の情報に基づいて審査をおこないます。
参照元:連携サービス – 福岡銀行
フィンディの借入金は口座に一括で振り込まれる
フィンディは契約手続きが完了後、借入金が口座に一括で振り込まれます。
福岡銀行の口座を事業用として使用している場合は取引口座に、他行の場合は普段使用している口座に振り込まれます。
フィンディの返済方法は毎月の引き落としか一括返済
返済方法は毎月の引き落としか一括返済となり、返済期間が最長3年のため計画的な借り入れが大切です。
毎月の返済額は借入金額や期間などによって決定され、増額はできません。
返済日はクラウド会計サービスまたは口座連携サービスを連携した場合は毎月5日になりますが、福岡銀行の口座を連携して申し込んだ場合は自由に設定できます。
フィンディは一部繰上げ返済ができないため、追加で返済したい場合は一括払いのみとなります。
商品名 | オンラインレンディングサービス「フィンディ」 |
---|---|
借入限度額 | 100万円〜1,000万円 |
借入利率 | 年2.0〜14.0% |
申込時に必要な書類 | 個人事業主:本人確認書類、直近1期分の確定申告書、事業実態確認書類※ 法人:代表者の本人確認書類、直近1期分の決算書、事業実態確認書類※ |
契約期間 | 1ヶ月以上3年以内 |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
融資にかかる時間 | 最短1週間程度 |
参照元:申し込み – 福岡銀行
AGビジネスサポートのビジネスローンは最短即日で融資を受けられる
AGビジネスサポートのビジネスローンは最短即日で融資を受けられるため、急ぎで資金が必要な場合に最適です。
営業時間は平日9時〜18時30分となっており、土日は手続きが進まないため急いでいる場合は平日の午前中に申し込みしましょう。
資金使途は事業資金であれば自由なため、他社からの借り換えやつなぎ資金など幅広い使い道があります。
AGビジネスサポートのビジネスローンは毎月の返済日に好きな日付を設定できるため、資金繰りに有利です。
申し込みから融資まで原則として来店が不要
申し込みから融資まで原則として来店不要となっており、全国どこでも利用できます。
契約方法はWEBや郵送、訪問などの方法があります。
電子契約は手数料が不要、郵送契約は印紙代がかかります。
赤字決算でも利用できる可能性がある
AGビジネスサポートのビジネスローンは申し込み時の業績に関する条件がなく、赤字決算や債務超過がある場合も利用できる可能性があります。
Q 赤字決算・債務超過・銀行リスケ中でも検討可能か。
A 検討可能です。
過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります。
まずはお気軽にお申込み・ご相談ください。
引用元:よくあるご質問 – AGビジネスサポート
借り入れ方法は振り込みのみ
AGビジネスサポートが提供するビジネスローンの借入方法は、振込みのみとなっています。
借入金は、事前に指定した口座に契約額が一括で振り込まれます。
返済方法は元利均等返済と元金一括返済の2種類がある
AGビジネスサポートが提供するビジネスローンの返済方法は、元利均等返済と元金一括返済の2種類です。
元利均等返済は毎月同じ金額を返済するため、資金計画が立てやすくなります。
元金一括返済は毎月利息のみを支払い、最終返済日に元金を一括して支払う方法です。
手続きは必要となりますが、短期間での返済や返済額の増額もできます。
AGビジネスサポートは事業者向けカードローンも扱っている
AGビジネスサポートは、ビジネスローンのほかに事業者向けカードローンも扱っています。
事業者向けカードローンを新規契約する場合の借入限度額は、500万円までです。
いざという時の事業資金として前もって契約する場合や何度か借り入れしたい場合は、事業者向けカードローンを選択しましょう。
商品名 | ビジネスローン |
---|---|
借入限度額 | 50万円〜1,000万円 |
借入利率 | 年3.1〜18.0% |
申込時に必要な書類※ | 個人事業主:本人確認書類、確定申告書、事業内容確認書 法人:代表者の本人確認書類、決算書 |
契約期間 | 元利均等返済は最長5年 元金一括返済は最長1年 |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則として不要法人の場合は代表者の連帯保証が必要 |
融資にかかる時間 | 最短即日 |
オリックスVIPローンカードBUSINESSは契約後24時間振り込みが可能
オリックスVIPローンカードBUSINESSは即時振込サービスを提供しており、契約後は借入金を原則24時間※いつでも振り込んでもらえます。
※システムメンテナンスにより利用できない時間を除く
土日祝日や深夜も借り入れできるため、急に事業資金が必要になった場合も対応が可能です。
振り込みのほかにも全国に約173,000台ある銀行やコンビニなどの提携ATMを利用し、借り入れや返済ができます。
以下は、オリックスVIPローンカードBUSINESSが利用できる提携ATMの具体例です。
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネットATM
- イオン銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行など
幅広い金融機関のATMが利用できるため、借り入れや返済の利便性が高まります。
オリックスVIPローンカード BUSINESSは最短即日で融資を受けられる
オリックスVIPローンカード BUSINESSは最短60分で審査が完了し、最短即日で融資を受けられます。
申し込みや必要書類の提出、契約もWEBでおこなうため迅速な手続きが可能です。
融資を受けるまでの手続きをWEBで完結できるため、忙しくて来店する時間のない人にも向いています。
融資対象者は、業歴1年以上の個人事業主または法人格を有する事業の代表者です。
オリックスVIPローンカード BUSINESSの借入限度額は6種類
オリックスVIPローンカード BUSINESSの借入限度額は、以下の6種類です。
- 50万円※
- 100万円
- 200万円
- 300万円
- 400万円
- 500万円
※審査の結果、50万円より少なくなる場合もあります。
オリックスVIPローンカードBUSINESSは、契約する借入限度額によって適用される利率の幅が決まっています。
借入限度額 | 借入利率 |
---|---|
50万円 | 年8.0~17.8% |
100万円 200万円 300万円 400万円 500万円 | 年6.0~14.9% |
オリックスVIPローンカード BUSINESSは2種類の返済プランがある
オリックスVIPローンカード BUSINESSの返済プランは、新残高スライドリボルビング返済と元利込定額リボルビング返済から選択できます。
返済期間は最長10年2ヶ月と長めに設定されているため、無理のないペースで返済が可能です。
新残高スライドリボルビング返済は借入残高に応じて毎月の返済額が変わり、返済が進むにつれて返済額が少なくなります。
一方、元利込定額リボルビング返済は毎月一定の額を返済するため、新残高スライドリボルビング返済に比べて返済期間が短くなります。
返済方法は口座引き落としとATMがあり、最初の設定はATMです。
ATMの返済には手数料がかかるため、契約後口座引き落としに変更すると手数料が無料になります。
返済日は口座引き落としとATMのどちらも10日、20日、末日から選べます。
ただし、商工中金の口座を振替口座に設定した場合は毎月20日が引き落とし日となります。
オリックスVIPローンカード BUSINESSは繰上げ返済や一括返済、返済額の増額が可能です。
オリックスグループのレンタカーやホテルを優待価格で利用できる
オリックスVIPローンカード BUSINESSは、会員限定でオリックスグループのサービスを優待価格で利用できます。
以下は、優待価格で利用できるサービスの具体例です。
- ビジネスホテルやリゾートホテルの宿泊費
- レンタカーの基本料金
- レストランの食事代
オリックスグループのホテルやレンタカー、レストランで割り引きを受けられるため、接待や出張の際にも役立ちます。
商品名 | オリックスVIPローンカード BUSINESS |
---|---|
借入限度額 | 50万円〜500万円 |
借入利率 | 年6.0〜17.8% 100万円コース以上は14.9%以下 |
申込時に必要な書類 | 個人事業主:本人確認書類、収入証明書、直近1期分の確定申告書、経営状況報告書 法人:代表者の本人確認書類、直近1期分の確定申告書 |
契約期間 | 最長10年2ヶ月 |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
融資にかかる時間 | 最短即日 |
起業して間もない個人事業主でも申し込めるビジネスローン3選
起業して1年の個人事業主でも申し込みしやすいビジネスローンは、以下の3つです。
- PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローン
- アコムのビジネスサポートカードローン
- セゾンファンデックスの個人事業主専用ローン
上記のビジネスローンはPayPay銀行が申し込み時の書類提出なし、アコムとセゾンファンデックスは直近1期分の確定申告書で申し込みできます。
ビジネスローンは申し込み条件が業歴2年以上の場合も多いですが、上記のローンは起業して1年の業歴が短い個人事業主も申し込みできます。
全国に提携ATMがあり借り入れや返済の利便性が高い
上記のローンは全国に提携ATMが多数設置されているため、借り入れや返済の利便性が高いのも特徴です。
コンビニや銀行など利用できる提携ATMが豊富にあり、自分の好きな時に借り入れや返済ができます。
極度貸付のビジネスローンは借入限度額の範囲内で何度でも借りられる
ビジネスローンの貸付方式は、大きく分けて極度貸付と証書貸付の2種類があります。
貸付の種類 | 特徴 |
---|---|
極度貸付 | 契約時の借入限度額の範囲内で繰り返し借り入れや返済する融資契約 |
証書貸付 | 1回の借り入れごとに契約書を作成し、契約額を一度にまとめて借りる融資契約 |
上記のローンはいずれも極度貸付となっており、借入限度額の範囲内で何度でも自由に借り入れできます。
ローンの契約後すぐに借り入れる必要がないため、事前に契約しておく場合や必要な金額をその都度借りたい場合に便利です。
良い金利条件で借り入れしたい場合は、上限金利の低いPayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンを利用しましょう。
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは上限金利が13.8%
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは、上限金利が13.8%の低い水準となっています。
申し込みから融資まで来店が不要なため、忙しくて来店する時間が取れない人にも向いています。
個人事業主向けビジネスローンの利用は、PayPay銀行の口座がなくても申し込みできますが、普通預金口座開設が必要です。
PayPay銀行に口座を持っている場合は最短翌営業日に借り入れできる
融資にかかる時間はビジネスアカウントの有無によって変わり、持っている場合は最短翌営業日で借り入れできます。
ビジネスアカウントとは法人、個人事業主向けの普通預金口座のことです。
参照元:ビジネスアカウントとは何ですか? – PayPay銀行
ビジネスローンの利用にビジネスアカウントが必要となるため、口座を持っていない場合は審査結果の通知後に口座開設をおこないます。
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは24時間いつでも借り入れが可能
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは24時間365日、借入限度額の範囲内で何度でも借り入れが可能です。
土日祝日も融資を受けられるため、急に資金が必要になった場合も対応できます。
借入金は手続き後、すぐにPayPay銀行の普通預金口座に入金されます。
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは起業直後やYouTuberも借り入れが可能
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは起業直後やYouTuberも借り入れできるため、事業規模が小さい場合も申し込みやすいローンです。
動画制作に必要な資金の調達は、PayPay銀行のビジネスローンをぜひご検討ください。
引用元:PayPay銀行
審査の過程で所得証明書などを求められる場合もありますが、申し込み時は書類の提出が不要です。
PayPay銀行の個人事業主向けビジネスローンは借入残高によって返済額が決まる
PayPay銀行のビジネスローンは、返済額が借入残高によって自動で決定します。
参照元:PayPay銀行
返済方法には約定返済と繰上げ返済があり、約定返済は返済日を以下の3つから選択できます。
- 毎月の10日
- 毎月の20日
- 毎月の月末
繰上返済は元金の一部または全額の返済が可能となっており、手数料がかかりません。
PayPay銀行は法人向けビジネスローンも取り扱っている
PayPay銀行は法人向けビジネスローンも取り扱っており、借入限度額や約定返済額は個人事業主向けと同じです。
ただし法人向けビジネスローンは同じ事業内容の業歴が2年以上、または決算を2期終了していることが申し込みの条件となります。
個人事業主向けビジネスローンは保証人が不要ですが、法人向けは保証人として法人代表者の連帯保証が必要です。
商品名 | 個人事業主向けビジネスローン |
---|---|
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 |
借入利率 | 年1.8〜13.8% |
申込時に必要な書類 | 不要※ |
契約期間 | 1年ごとの更新 5年ごとに再契約が必要 |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
融資にかかる時間 | ビジネスアカウントを持っている場合:最短で翌営業日 ビジネスアカウントを持っていない場合:最短5営業日程度 |
参照元:PayPay銀行
アコムのビジネスサポートカードローンは最短即日の融資が可能
アコムのビジネスサポートカードローンは、起業して1年の個人事業主も最短即日で融資を受けられます。
担保や保証人が不要で業歴が1年以上あれば申し込めるため、起業して間もない個人事業主にも申し込みやすいビジネスローンです。
すでにアコムのカードローンを利用している人は、ビジネスサポートカードローンに切り替えできます。
最短で融資を受けるためにはインターネットで申し込み、オンラインで書類を提出して振り込み融資を選ぶと迅速に借り入れできます。
参照元:アコム
借り入れ限度額50万円を超える場合は追加の書類が必要
申し込みには本人確認書類や直近1期分の確定申告書Bの写しが必要ですが、借入限度額が50万円を超える場合は収入証明書の提出が追加されます。
アコムで収入証明書の提出が必要となる事例は、以下の通りです。
引用元:収入証明書の提出 – アコム
- 当社のご利用限度額が50万円を超える場合
- 当社のご利用限度額と他の貸金業者からのお借入の合計額が100万円を超える場合
- 既にご提出済の収入証明書類が3年以上経過している場合
- お借入れの上限額が契約極度額未満の場合(ご延滞でお借入れが制限されている方を除く)
- ご契約極度額の増額審査をご希望の場合 等
借入限度額が100万円を超える場合は、確定申告の種類に応じて以下の追加の書類が必要となります。
確定申告の種類 | 追加の書類 |
---|---|
青色申告 | 直近1期分の青色申告決算書の写し |
白色申告 | 直近1期分の収支内訳書の写し |
ビジネスサポートカードローンは銀行やコンビニのATMで借り入れや返済ができる
ビジネスサポートカードローンの借入方法はATMか口座振り込みがあり、ATMは全国にあるアコムATMまたは提携ATMを利用できます。
以下は、ビジネスサポートカードローンで利用できる主な提携ATMです。
- 三菱東京UFJ銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネットATM
- イオン銀行など
参照元:提携ATM – アコム
ビジネスサポートカードローンは借入限度額が300万円と低めですが、全国にあるATMを利用できるため利便性の高いローンです。
ビジネスサポートカードローンの返済方法は、以下の5つです。
- 口座引き落とし
- 銀行口座への振込
- インターネット返済
- アコムATM
- 提携ATM
参照元:返済方法 – アコム
口座引き落としは、登録の口座から毎月6日に返済額が自動で引き落とされます。
インターネット返済は、インターネットバンキングを使ってアコムに支払う方法です。
ビジネスサポートカードローンは極度貸付のため、近くにある銀行やコンビニのATMで利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れや返済ができます。
ビジネスサポートカードローンは毎月の約定返済のほかに繰上げ返済や返済額の増額も可能です。
Q 毎月の返済金額を変更することはできますか?
A マイページに表示されている「次回ご返済金額」よりも多い金額であれば、その回のご返済金額を変更していただくことも可能です。
引用元:よくあるご質問 – アコム
ビジネスサポートカードローンは返済方法が豊富なため、好きな方法で繰上げ返済ができます。
商品名 | ビジネスサポートカードローン |
---|---|
借入限度額 | 1万円〜300万円 |
借入利率 | 年12.0〜18.0% 借入額100万円以上の場合は年12.0〜15.0% |
申込時に必要な書類 | 本人確認書類、直近1期分の確定申告書Bの写し※ |
契約期間 | 最長8年7ヶ月 |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
融資にかかる時間 | 最短即日 |
セゾンファンデックスの個人事業主専用ローンは原則24時間借り入れが可能
セゾンファンデックスの個人事業主専用ローンは、インターネットの会員サービスによるオンラインキャッシングで原則24時間借り入れできます。
オンラインキャッシングを利用すると、登録口座への振込手数料が無料です。
ただし初回で振り込みによる借り入れを希望する場合は、別途相談が必要となります。
借り入れ方法には、オンラインキャッシングのほかにATMがあります。
セゾンファンデックスの個人事業主専用ローンは利用できるATMの種類が豊富
セゾンファンデックスは大手信販会社である株式会社クレディセゾンの子会社のため、クレディセゾンのATMも利用できます。
クレディセゾンのATMでは、1,000円単位の借り入れや返済が可能です。
ほかにも全国に145,000台ある提携ATMを利用し、借り入れや返済ができます。
以下は、利用できる提携ATMの具体例です。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネットATMなど
上記のATMでは借り入れが1万円単位、返済は1,000円単位で利用できます。
ATMからこまめな繰り上げ返済が可能となり返済期間の短縮につながるため、支払う利息を抑えられます。
毎月の返済額は借入残高に応じて決まる
返済方式は定率リボルビング方式を採用しており、借入残高に応じて毎月の返済額が決まります。
セゾンファンデックスが提供する個人事業主専用ローンの返済方法は、以下の5つです。
- ATMからの返済
- 自動引き落とし
- 一回払い
- 一括払い
- 増額返済
自動引き落としは、毎月4日に登録口座から返済額が引き落とされます。
増額返済は自動引き落としの日を変えずに、返済額を増やせます。
一回払いと一括払いは、借り入れ残高の全額を一度に返済する方法です。
一括払いと増額返済をする場合は、前月の14日までに相談窓口のファンデックスデスクに連絡が必要となります。
商品名 | SAISON FUNDEX VIP |
---|---|
借入限度額 | 1万円~500万円 |
借入利率 | 年6.5〜17.8% |
申込時に必要な書類 | 本人確認書類 確定申告書など事業実態を確認できる書類 事業計画書 借入計画書 |
契約期間 | 原則として最長5年 |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
融資にかかる時間 | 口座振替依頼書を返送し、株式会社セゾンファンデックスに到着後1週間程度でカードを発送 |
法人のみ利用できるビジネスローン3選
融資対象者は法人のみとなりますが、事業に役立つ特徴があるビジネスローンは以下の3つです。
- 三井住友銀行のビジネスセレクトローン
- GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイド
- 三菱UFJ銀行の税理士会提携ビジネスローン
以下は、上記ローンのビジネスローンを選ぶ際に注目すべき点をまとめた表です。
ビジネスローン名称 | 三井住友銀行のビジネスセレクトローン | GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイド | 三菱UFJ銀行の税理士会提携ビジネスローン |
---|---|---|---|
借入限度額 | 1億円 | 10万円〜1,000万円 | 500万円〜5,000万円 |
借入利率 | 年2.125%〜 | 年0.9〜14.0% | 年2.1~9.0% |
融資までにかかる時間 | 最短1ヶ月 | 最短2営業日 | 審査の回答までに最短3営業日 |
ビジネスローンの審査が心配な場合は、申し込み時に決算書の提出が不要なGMOあおぞらネット銀行が向いています。
GMOあおぞらネット銀行はインターネット銀行の特徴を活かし、銀行の中では融資までにかかる時間が短いのも特徴です。
三菱UFJ銀行は提携先に対して上限金利の低いビジネスローンを提供しており、対象の企業であれば良い金利条件で借り入れできます。
高額な借り入れを希望する場合は、3つの中で借入限度額が最も高い三井住友銀行のビジネスセレクトローンが有力な候補です。
三井住友銀行のビジネスセレクトローンは高額な借り入れにも対応できる
三井住友銀行の中小企業向け融資であるビジネスセレクトローンは借入限度額が1億円のため、高額な借り入れにも対応できます。
さらに担保を差し入れすると、借入限度額が最高3億円までの申し込みが可能です。
ビジネスセレクトローンを利用できるのは、以下の条件を満たす法人のみとなっています。
- 業歴2年以上
- 最新決算期において債務超過※がないこと
- 申し込み時点で税金の未納がないこと
- 会社の所在地が三井住友銀行の取り扱い窓口で取引可能な地域であること
※貸借対照表における純資産のマイナス
業歴が2年で決算に債務超過がないことが条件に含まれるため、創業して間もない企業や決算で純資産のマイナスが出ている企業は利用できません。
手続きには来店が必要となり、取り扱い窓口があるのは以下の都道府県です。
地方 | 都道府県 |
---|---|
北海道 | 北海道 |
東北 | 宮城県 |
関東 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県 |
中部 | 新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県 |
近畿 | 京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 |
中国 | 岡山県、広島県、山口県 |
四国 | 香川県、愛媛県 |
九州沖縄 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、鹿児島県 |
上記の店舗で取引可能な地域にある会社が対象のため、会社の所在地によって利用できない地域があります。
三井住友銀行に確認したところ融資を受けるまでに最短でも1ヶ月程度かかるため、期間に余裕を持った申し込みが必要です。
借入利率の下限は年2.125%ですが、審査により利率が決定します。
ビジネスセレクトローンの返済方式は元金均等返済
ビジネスセレクトローンの返済方式は元金均等返済のため、毎月の返済額が変動します。
返済額のうち元金部分は一定額となり、借入残高に応じて利息額が変わります。
返済期間は最長7年となっており、元金を据え置いて利息のみ返済する据置期間の設定が可能です。
商品名 | ビジネスセレクトローン |
---|---|
借入限度額 | 1億円以内※1 |
借入利率 | 年2.125%〜 |
申込時に必要な書類※2 | 税務申告書 直近3期分の原本 最新決算期の納税証明書 発行後3ヵ月以内の商業登記簿謄本 |
契約期間 | 最長7年 |
担保 | 不要※3 |
保証人 | 法人代表者の連帯保証が必要 |
融資にかかる時間 | 最短1ヶ月 |
※2 借入時には別途書類の提出が必要となります。
※3 借入限度額が1億円を超える場合は担保が必要
参照元:三井住友銀行
GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドは創業間もない法人も申し込みできる
申し込み時に決算書や事業計画書の提出が必要ないため、創業したばかりや決算が赤字の会社も申し込みが可能です。
Q 創業間もない法人でも申し込めますか?
A お申し込みいただけます。
引用元:GMOあおぞらネット銀行
審査は、3ヶ月以上の連続した入出金明細を元におこなわれます。
あんしんワイドは手続きをWEBで完結できる
あんしんワイドは手続きをWEBで完結できるため、来店にかかる時間と手間を省けます。
審査の過程で面談が必要ですが、電話またはWEB会議システムのZoomによっておこなわれるため来店は不要です。
Zoomでの面談は所要時間が30分程度となっており、ビジネスローンの担当者に利用目的や事業内容について聞かれます。
審査結果はメールで通知され、契約後はインターネットバンキングから借り入れできます。
あんしんワイドの申し込みには、GMOあおぞらネット銀行の法人口座が必要です。
他行の口座を使用または直近3ヶ月以上の入出金明細がない場合は、freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行への同期が必要となります。
freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行は、クラウド型会計ソフトなどを扱うfreee株式会社の法人または個人事業主向けサービスです。
同期する方法はパソコンまたはアプリからfreee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行のアカウントを作成してログインし、他行口座の入出金明細3ヶ月分を登録します。
参照元:freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行
あんしんワイドは利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れできる
あんしんワイドは極度貸付のため、利用額の範囲内であれば審査なしで何度でも借り入れできます。
すぐに借り入れする予定がなくても契約が可能となっており、いざという時の資金調達手段として準備が可能です。
安心ワイドの返済方法は約定返済と随時返済の2種類
返済方法は、約定返済と随時返済の2種類があります。
約定返済は、毎月25日の18時に登録された法人口座から自動で引き落とされます。
随時返済はインターネットバンキングから全額または一部の返済が可能となっており、手数料はかかりません。
商品名 | 融資枠型ビジネスローン あんしんワイド |
---|---|
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 |
借入利率 | 年0.9〜14.0% |
申込時に必要な書類 | 直近3ヶ月分以上の入出金明細がある通帳のコピー※ |
契約期間 | 1年ごとの更新 |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
融資にかかる時間 | 最短2営業日 |
参照元:提出書類 – GMOあおぞらネット銀行
三菱UFJ銀行の税理士会提携ビジネスローンは上限金利が年9.0%
三菱UFJ銀行が提供する税理士会提携ビジネスローンの融活力は、上限金利年9.0%で借り入れが可能です。
一般ビジネスローンの融活力は借入利率が年2.35〜9.0%ですが、提携先は金利が年0.25%優遇され、年2.1〜9.0%が適用されます。
金利が優遇される提携先の企業は、以下の3種類です。
- 税理士会の関与先企業
- 商工会議所または商工会から会員確認書の発行を受けた会員企業
- 法人会または納税協会の会員企業
税理士会の関与先企業は三菱UFJ銀行の顧問税理士から紹介を受け、中小企業の会計に関する指針に則った会計処理をおこなっている企業を指します。
三菱UFJ銀行の税理士会提携ビジネスローンを利用するためには、紹介書と中小企業の会計に関する指針の適用に関するチェックリストの提出が必要です。
年0.25%の金利優遇を受けるためには商工会議所または商工会の会員企業は会員確認書の提出、法人会または納税協会の会員企業は事務局への確認が条件となります。
融活力の申し込みには2年以上の業歴や来店が必要
融活力の申し込みに必要な条件は、以下の4つです。
- 業歴2年以上の法人企業で確定した決算書2期分の提出が可能
- 三菱UFJ銀行の受付窓口への来店
- 申し込み時点で税金の未納がないこと
- 最新決算期において債務超過※がないこと
※貸借対照表における資本または純資産のマイナス
税理士会提携ビジネスローンの融活力は申し込み条件が厳しいため、利用できる企業が制限されますが良い金利条件で借り入れが可能です。
融活力の借入限度額は最高5,000万円
融活力の借入限度額は最高5,000万円のため、高額な借り入れの申し込みが可能です。
借入額は500万円以上5,000万円以内となっており、100万円単位で決定されます。
融活力の貸付方式は証書貸付のため、借入金は契約額を一括で受け取れます。
融活力の返済方法は元金均等返済
融活力の返済方法は元金均等返済となっており、毎月の返済額が変動します。
返済が進むにつれて利息額が少なくなるため返済額も減少し、元利均等返済と比較すると支払う総利息額が少なくなるのが特徴です。
返済期間は三菱UFJ銀行と1年以上取引がある場合、最長5年に延長できます。
参照元:三菱UFJ銀行
商品名 | 税理士会提携ビジネスローン「融活力」 |
---|---|
借入限度額 | 500万円〜5,000万円 |
借入利率 | 年2.1~9.0% |
申込時に必要な書類※1 | 商業登記簿謄本 確定した決算書2期分 最新決算期の納税証明書 |
契約期間 | 最長3年 三菱UFJ銀行と1年以上取引がある場合は最長5年 |
担保 | 不要 |
保証人 | 法人代表者の連帯保証が必要 |
融資にかかる時間 | 審査の回答までに最短3営業日※2 |
※2 参照元:半田商工会議所
ビジネスローンで即日融資を受けるためのコツ3つ
ビジネスローンで即日融資を受けるためのコツは、以下の3つです。
- 午前中に申し込みを完了させる
- 申し込みに必要な書類を事前に準備する
- 申し込み時は正しい情報を入力する
即日で融資を受けるためには、審査の早いビジネスローン選びと円滑な申し込み手続きとが大切です。
ビジネスローンの審査は、代表者個人の信用情報と会社の財務状況などをあわせて総合的に判断されます。
そのためビジネスローンは個人向けカードローンなどと比較すると提出書類が多く、審査にも時間がかかります。
融資は借入額が大きいほど審査が慎重におこなわれるため、高額な借入額の申し込みも時間がかかる要因の1つです。
申し込みに関するコツをおさえると手続きが円滑に進み、審査にかかる時間を短縮できます。
土日祝日は休業している借入先もあるため、即日で融資を受けるためには平日の申し込みが最適です。
平日の午前中に申し込みを完了させる
即日で融資を受けるコツの1つは、平日の午前中に申し込みを完了させることです。
手続きが迅速なビジネスローンを選んだ場合も審査にある程度の時間がかかり、申し込む時間帯が遅いと審査結果の回答が翌日になってしまいます。
WEBの申し込みは原則24時間受け付けていますが、審査は営業時間内しかおこなわれない場合が多くなります。
さらに当日中に借入金を受け取るためには、銀行の営業時間内に融資の実行が必要です。
銀行の営業時間は15時までのところが多く、当日中にお金を振り込んでもらうためには午前中のなるべく早い時間帯に申し込みしましょう。
混雑状況や審査の進み具合によって、公表されている時間よりも審査にかかる時間が長くなる可能性があります。
書類の不備は審査が長引く原因の1つに挙げられるため、必要な書類は事前の準備が大切です。
申し込みに必要な書類は事前に準備しておく
ビジネスローンは個人向けローンに比べて必要な書類が多いため、迅速に審査を進めるためには事前の準備が必要です。
申し込むビジネスローンによって、必要な書類や提出するタイミングが異なります。
融資対象者が法人か個人事業主かによっても、提出する書類が変わります。
以下は、法人が申し込む際に必要な書類の具体例です。
- 代表者の本人確認書類
- 印鑑証明書
- 登記簿謄本
- 直近の財務諸表
- 確定申告書
- 決算書
- 事業計画書
- 納税証明書など
印鑑証明書には代表者が使用する印鑑の情報が記載されており、代表者が法人を代表して契約する権限の証明となります。
登記簿謄本は履歴事項全部証明書とも呼ばれ、法人の所在地や代表者名などが記載されている書類です。
財務諸表は会社の財務状況を把握するのに必要な書類となっており、返済能力や信頼性を判断する資料になります。
確定申告書は収支や経費について記載されており、会社の健全性や経営状態の把握に役立ちます。
決算書は、財務諸表や確定申告書などと同様に会社の経営状況を客観的に判断するための資料です。
事業計画書は企業の将来的な事業展開や目標について記載されているため、将来性や返済能力を証明できます。
一方、個人事業主が申し込む際に必要な書類の具体例は以下の通りです。
- 本人確認書類
- 確定申告書
- 事業計画書
- 納税証明書など
申し込むビジネスローンによっては、独自の書類をダウンロードして記入を求められる場合もあります。
たとえばAGビジネスサポートのビジネスローンは事業内容確認書のファイルをダウンロード後、入力と提出が求められます。
審査を迅速に進めるためには、申し込み時に正しい情報を入力することも大切です。
申し込み時は正しい情報を入力する
申し込み時の入力に誤りがあると審査に時間がかかってしまうため、正しい情報を入力することが大切です。
ビジネスローンの申し込みにおいて、入力漏れや入力ミスは審査が滞る原因となります。
ビジネスローンは申し込みで入力する項目が多いため、焦って入力すると故意でなくても間違ってしまう可能性もあります。
明らかな入力ミスは訂正できる可能性も高いですが、審査が長引く原因となります。
申し込みの際に入力した内容と提出した書類に不一致があると、確認に時間がかかるためです。
年収など数字を回答する際に提出書類とちがう内容を入力すると虚偽の申告を疑われ、審査に不利となる場合があります。
ビジネスローンの申し込みは、入力後入念に確認してから送信するようにしましょう。
目的に合ったビジネスローン選びが大切
ビジネスローンにはさまざまな特徴があるため、目的に合った商品選びが大切です。
まとまった資金が必要な場合は、借入限度額が高いビジネスローンが候補となります。
三井住友銀行のビジネスセレクトローンは無担保で最大1億円、担保の差し入れにより最大3億円と高額な融資に対応しています。
利息の負担を抑えたい場合は、金利の低いビジネスローンで返済額のうち支払う利息の割合を減らせます。
上限金利の低さでビジネスローンを選ぶと、最高金利が適用されても支払う利息額を抑えられます。
PayPay銀行は上限金利が年13.8%で借り入れ可能となっており、個人事業者向けと法人向け両方のビジネスローンを取り扱っています。
急ぎで資金が必要な場合は、最短即日の融資が可能なビジネスローンを選びましょう。
審査が迅速なローンを選んだ場合も受付時間に考慮し、必要書類の準備と正しい申し込み内容の入力により円滑に手続きを進めることが大切です。
即日融資を受けるコツをおさえることで、当日中に事業資金を調達できる可能性が高まります。